体質改善ダイエット

あなたがじっとしていても、心臓や肺は動いてますよね。
もちろん胃や腸も働いていますよね。
体温を保つためにもいつも発熱していないといけないので血流が止まることもありません。

生きていくために使われるエネルギー消費を基礎代謝っていいます。
その基礎代謝に使われるエネルギーの４割が筋肉です。
その筋肉が、基礎代謝アップの鍵となるのです。

基礎代謝は年齢とともに下がっていきます。
基礎代謝のピークは１８歳頃です。
若い頃に比べて、食べる量が減っているのに太ってしまうのは基礎代謝が下がっていることが一つの原因となっているのです。

でもあきらめてはいけません。
例え年齢が上がっても、短期間に基礎代謝を上げることは可能です。

基礎代謝が低い人は体温も低いのです。
人間の体は、どんな気温でも体温を一定に保とうとするものです。
恒温動物ともいうのです。

恒温動物とは寒いと感じたときには、体にためておいたエネルギーを燃やそうとするのです。
そのエネルギーで体温を上げ維持する動物のことをいいます。

その体温維持活動でエネルギーをたくさん消費するのが基礎代謝です。
基礎代謝が正常なら、平熱は３６．５度台に保たれているはずです。

この体温が１度下がったらエネルギー消費量はどれだけ落ちると思いますか？
約１４０kcal落ちるのです。脂肪にすると２０ｇですよ。
１ヶ月で０．６ｋｇも太ってしまう計算になります。

もっと体温が低いと、内臓の働きが弱かったり、肌の新陳代謝が悪くなったりとします。

体温が３６．０度台でも安心してはだめですよ。
クーラーの効いた部屋にいると体が冷えてしまいますよね。
冷房病になって、カロリーを消費できずにため込む体質になる可能性が高いのです。