体質改善ダイエット

酸欠人間になるとダイエットしてても痩せられないという状態になります。

人間は体の酸素濃度が９５％以下になると酸素欠乏状態になります。

この酸素欠乏状態の人を酸欠人間といいます。
人間の理想の酸素濃度は９７％以上です。


酸欠人間の症状としてはあくびが多かったり、目が疲れやすい、アルコールが残りやすいなどがあります。
そんな人は酸欠状態になってるかもしれません。


では、どうして酸欠人間は痩せられないのでしょう？

実は酸欠人間は脂肪が分解されにくいのです。

酸素は、脂肪の塊の中にある脂肪分解酵素（リパーゼ）の働きを活発にするのです。
リパーゼが活発になると、脂肪をどんどん分解し血液中に流してくれるのです。
酸素が不足すると、リパーゼの働きが悪くなって、脂肪が分解されにくくなるのです。

リパーゼとは、脂肪を分解し血液中に放出させる酵素のことなのです。
体の中にたまった内臓脂肪や皮下脂肪を減少する働きを持っているのです。

脂肪を分解することができても、酸素が不足していると脂肪を燃やしきることができないのです。
燃やしきれなかった脂肪は、どこへ行くのでしょう。

どこへ行くのかというと、再び脂肪細胞に戻ってしまうのです。
驚きですよね。また、戻っていくなんて・・・

戻っていくから、痩せられないわけなのです。

でも、どうして酸欠になってしまうのでしょう。

酸欠の原因はヘモグロビン不足です。

ヘモグロビンとは、赤血球を構成しているタンパク質のことです。
赤血球は、肺の血管内で酸素を捕まえて、全身の細胞に運ぶ役目をしているのです。

ヘモグロビンが不足すると、赤血球の形が変形して酸素をキャッチする力が低下するのです。
キャッチする力が低下すると、呼吸時に取り入れる酸素量も減り、酸欠人間になってしまうのです。

ヘモグロビン不足を解消するためにほうれん草やひじきを食べても解消されません。
鉄分といってもヘム鉄という鉄分を取らないと解消されないのです。

ヘム鉄とは、動物性の食品に含まれていて、レバーやシジミ、アサリなどに含まれているのです。